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関節リウマチとTNFα

関節リウマチのつらい痛みや腫れの正体は、関節に起こる炎症です。この炎症には、TNFα(ティー・エヌ・エフ・アルファ)と呼ばれるサイトカイン(生体内物質の一種)が関与しています。

関節リウマチと炎症

炎症とは防御反応のひとつで、からだのなかに起こった異常を元どおりにしようとする反応です。
炎症は、たとえば、すり傷などの場合では、傷を負った直後からはじまり、修復が終わるまで続きます。また、肺炎などの感染症の場合では、体内に侵入した病原体(異物)を排除するまで続きます。
傷の痛みや腫れ、肺炎などによる発熱は、炎症反応のもたらす結果で、あくまでも自分のからだを守るために必要なものです。ところが、関節リウマチの場合は、自分のからだの成分を排除しなくてはならない異物と勘違いし、炎症反応が起こるのです。

関節リウマチとTNFα

関節リウマチの患者さんでは、サイトカイン(生体内物質の一種)のTNFαが、関節の軟骨の表面にある滑膜の増殖を引き起こします。
つらい痛みや腫れをともなう滑膜の炎症が慢性化すると、関節の骨や軟骨の破壊が進み、やがて関節は完全に変形してしまいます。

TNFαって何ですか?

TNFαのはたらきは多様で、炎症を引き起こす他のサイトカインをつくりだす指令をだしたり、骨の破壊に関与したりと、関節リウマチの中心的な役割を果たしていると考えられています。
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